戦いの実験

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「唸ったて、俺には何の意味もないぞ」 「くっ、確かに。まあいい、まずは電話帳のキーを押して、その後、番号とモードの名前を入れて終わりだ」 「うわっ、簡単だな」 あまりの簡単さにビックリした。 「まあ、あまり複雑にしても使いにくいだけだからな」 「そっか。んじゃ、さっさと登録するか」 俺は納得して、登録する 「えっと、番号は……2・6・3でいいか。で、モードはボックスと」 と、親父が補足説明した。 「因みに、モードの名前は長い、またはモードがいらない場合は消すことができる。 後、変形するときの音がいらない場合はメールのキーを押せば、消すことができる」 「ああ、助かる」 登録し終えた俺はさっそく発動させる。 「入力っと」 『2・6・3 ボックス』 モードは消した。 機械音が聞こえると再び携帯が変形しだした。
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