親の発明

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朝飯を食べた後、俺は親父の部屋に向かった。 扉をノックする。 「オーイ、親父、入るぞ」 「ああ、いいぞ」 部屋に入る。 入ったとたん、俺は顔をしかめた。 「うわぁ、なんかさらに汚くなっているし」 そう、親父の部屋は機械の部品やらなんやらでかなり散らかっていた。 「うむ、そのためにさらに広くしたぞ」 「だから、勝手に家を改造するな!」 親父は片付けが苦手なので、よく、自分の発明した装置で空間を曲げていた。 そのせいで家の外見は変わらないが、部屋の広さは三倍ぐらいになっていた。 本当、無駄に恐ろしいな…。
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