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光の物質は物に近づくと、その物の知識、経緯などを吸いとる。
親父はその光の物質が吸収した情報をコンピューターに表示されるようにする機械も携帯に埋め込んだんだろう。
「何か、俺の携帯、世界一ハイテクな携帯だな……」
しみじみ思った。
「当たり前だ。私の真への愛の結晶だからな。頑張らなければな!」
親父かなんか戯れ言を言って来やがった。
つか、さらりと告白された……。どうしよう、帰りたくなくなってきた。
「な、何!?そ、それはダメだ!」
心を読むな!
「だって……」
「だってじゃねぇ! 非常時以外に使うな!」
「わかった……」
と、言っても、しばらくしたらまたやるだろうな。
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