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結局俺は2ゲームやってとんでもないスコアで終わってしまい、恋愛フラグなど立つわけもないひどい結果に終わった。
「まあ気にすんなって! ボーリングだけが人生じゃない。あんなに勢いよくエントリーしたから得意なのかと思ったけどさ」
春日井さんは相変わらず小憎たらしい。
「穴掘る方のボーリングかと思ったんだよ。あっちなら得意なんだよ!」
「……ひゅー」
俺のジョークをまた寒いネタ扱いする春日井は油断したのか、手に持ったボーリングの玉を滑らせて落とす。
「危ないっっ!」
俺は咄嗟にボーリングの玉を受けようとし、身を乗り出した。
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