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部屋で一人バイトも行けずに暇な時間を過ごす。
こんなときに限って友達もやってこない。
何をするわけでもなくかちゃかちゃと携帯をいじっていると玄関のチャイムがなる。
立ち上がるのも一苦労な俺は「はーい。今行きます」と玄関に声をかけて立ち上がる。
なんとなく呪怨みたいな台詞だなと1人笑みを浮かべた。
壁に手をつきながらゆっくりと玄関に向かう。
玄関を開けるとそこにはなんと下山田さんとその影に隠れるように春日井さんが立っていた。
「足、大丈夫か?見舞いに来てやったぞ」
いつもより若干勢いがない口調で下山田さんの後ろに隠れた春日井さんが声をかけて来る。
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