貴志晃将がやっぱりモテない50の理由

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春日井さんは軽蔑するように言い放ち食べ終わった皿を持ち、キッチンに向かう。 その背中を見るともなく見ながら頭の中は下山田さんで一杯だった。 彼氏が出来そうな気配すら感じていなかったが俺の見立てが甘かったようだ。 考えても仕方ない。 春日井さんはこれ以上喋りそうもないし本人に聞いてみるしかないと俺は考えた。
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