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「な……っ!なななんであんたがここにいるの!」
「なんでって俺も誘われたからだよ、下山田さんに」
「ゆ……裕子!」
そこにはやや顔立ちの濃い男とにやにやと笑う下山田さんが立っていた。
あっ……!
この男知ってる!
エリーゼで働いていてたまに下山田さんにいやらしい視線を向けているバイトの男だ!
下山田さんが呼んだということはまさか下山田さんの彼氏!?
僕はわざわざ下山田さんとその彼氏がいちゃつくのを見るためにこんなとこに来てしまったのか!?
下山田さんは照れたような笑みを浮かべ、僕と一ノ瀬さんに隣の男を紹介する。
「紹介するね。この人は私のバイト先の先輩で--」
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