女川圭一郎のモテ期?の理由

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「お久しぶりですね!」 久々に来たエリーゼではいつもと変わらぬ笑顔を持って下山田さんが迎えてくれた。 時田のことで悩みつつもちゃっかりと下山田さんのレジに並ぶあたりが悲しい。 「色々と忙しくてね」 「お疲れですね。お仕事頑張ってください!」 「ありがとう」 「あの……これ!」 下山田さんは周囲をキョロキョロと素早く見回して小さな紙を渡してくる。 なんとなく人目を憚ってる様子のため、俺も素早く受け取りポケットにしまった。 レジを済ませて店を出てから下山田さんから渡された紙を見て俺は驚愕する。 そこには下山田さんのメールアドレスが自筆で記載されていた。
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