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翌日からは時田からのメールでなく下山田さんからのメールを待ちわびて俺は頻繁にメール確認をするようになったのだから現金なものだ。
おはようメールとかしたい衝動に駆られたが調子に乗って送るとあまりいい結果をもたらした過去がないため、向こうから送られてくるのを待つ。
最近は時田との再会や過去の恋などで浮わついたようなそれでいて沈んだような気分が続いた。
特に大学時代から自分が時田に恋心を抱いていたことが時田たちにバレていたことには衝撃を受けた。
事実とは時に残酷であり、知らない方がよかったなどということが多い。
想い出の中の時田まで自分の中で変化し始めていた。
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