夏目宏市に専属絵師がついた理由

18/18
前へ
/364ページ
次へ
それはつまり、下山田さんをよく知ってる人間が僕の小説を読んでいたということになる。 下山田さんを知っているなら同級生という可能性も高い。 同級生なら僕のことも知っている可能性は極めて高い。 いや、それならばまだしも下山田さん本人という可能性すらあるのだ。 いずれにせよ主人公が夏木である辺りから考えて作者は夏目だということは想像に難くない。 目の前が真っ白になる。 『人生オワタ\(^^)/』というのはこういう時のためにあるんだと身を持って体験出来た。
/364ページ

最初のコメントを投稿しよう!

128人が本棚に入れています
本棚に追加