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数多の根暗な人間がそうであるように僕もネットの世界では雄弁である。
作品について作者が語ることは愚行、と太宰治師匠は仰るだろうが高校生のど素人のクリエイターにそれをするなというのが無理な話である。
作品について質問を受けると意気揚々と回答してしまう。
芸術家と作品は切り分けて考えるべきであるという太宰師匠の言葉に深く頷いていた自分が恥ずかしい。
僕のエブリスタ掲載作品『探偵下山田紗枝の推察』は影で事件を操っている人物をあとちょっとのところで取り逃がすも、事件そのものは解決し、完結となっていた。
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