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「お~、透陽ぁ、飯行こうぜ~。裕太も待ってるし。」
ニヨニヨと頭の中で妄想を繰り広げていると、友人の荒木敬志が声をかけてきた。
こいつはワンコ系イケメン。彼氏相手だと犬耳と尻尾見えるから。んで、受け。
若干タレ目だけど綺麗な茶色の瞳と明るく脱色している茶髪をツンツン立たせてるサッカー部所属のスポーツマンだ。同じ部内に彼氏持ち。まぁ、その彼氏、裕太もオレの友人だけど。
いつもリアルに萌を補給させてもらってます。ありがとぉぉぉおおぉ!て感じ。
「お~。今日は食堂か?」
返事を返しながら立ち上がると、
「んにゃ。裕太が弁当作ってくれてるから、テラス行こうぜ。」
テラスていうのは、中庭から少し歩くとある噴水にベンチ、花壇が配置されてて、テーブルや椅子の置かれてるくつろぎスペースのことだ。
「マジで?裕太の料理久し振りだな。」
裕太は攻めなのに尽くすタイプというギャップ萌えの持ち主。まぁ、敬志曰くオカン気質らしいけど。
それ萌える~~~!!
でもオレは不良なのにオカン気質が好きなんだけどね~。ふふふ。
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