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高倉教授side (だからなんでだよ!)←セルフツッコミ…イワユル、テンドンデスナ。
ああ、浅倉くんが鬼の形相で駆けていく。
そんな顔もエクセレント。
双眼鏡越しにドキドキが止まらないよ………ふふ。
浅倉くんと時田くんの旅行に同行(←ストーカー)一日目。
どうやら九州方面へ出かけるらしいとの情報をキャッチした私は、使える権力は全て使って、九州行きのチケットを入手した。
このテーマパークに行くことは、女子生徒に聞き込み済みだったから、先回りして彼らの到着を待ち構えていたのだ。
なんだか邪魔な女子2名もいたが、浅倉くんは時田くんとじゃれあって、仲むつまじい様子だ。
ああ。浅倉くんが時田くんの首に腕を回してる………。(←ミコトから離れないのでヘッドロックかけてます。)
ふっ。ちょっと妬けるな。
「教授。あと15分で出航時間です」
私に同行している優秀なる助手、渡辺くんが時計に目を落とす。
「そうか…………仕方ない。名残惜しいけれど、旅立ちの時だ」
私は双眼鏡を右のポケットに入れると、植え込みから立ち上がった。
「さぁ、行こう渡辺くん。あの海へ」
髪についた木の葉を払い、歩き出す。
そう。
港に停泊しているのは、ライオンがトレードマークの船。
サウ○ンドサニー号………。
中で待っているのは、懸賞金、1億2000万ベリーのストイックな私の剣士。
「高倉教授、本当、ワ○ピース好きですねよねー」
ハハハと渡辺くんが笑いながら、ついてくる。
すまないね浅倉くん。また後で。
今はロロノア・ゾ○が私を待っているんだ!
ワクワクを噛み殺しながら、左のポケットからデジカメを取り出す。
絶対、ガオン砲撃とう。
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