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キーンコーンカーンコーン…
チャイムがなり、放課後になると同時に
「正ちゃーん!かーえろ!」
俺は無視することにする
「雄也、かえろうぜ」
雄也の肩に手を置く
「へ?彼女は?」
「か・え・る・よ・な?」
俺は肩に置いた手に力を混める
「…わ、わかったわかった帰ろう」
俺達は廊下に出る
「正ちゃーん」
「…………でな」
「………って………なの!?」
「正ちゃん?」
「明日「正」はどっ「ちゃん」かいく?」
「「正ちゃん」「そうだな……俺と「私」でゲーセンでもいくか!」
「やったー♪ゲーセン楽しみ!」
「いっしょにレースやろうぜ!……
ってちっがぁぁぁぁぁぁぁぁう!」
「?じゃあユーフォーキャッチャーにする?」
「そういう意味じゃなくて何でお前と休日を過ごさなきゃならんのだってことだ!」
「ぜぇ…ぜぇ…」
何でこうめんどくさいんだこいつは
「大丈夫?あんなに怒鳴るから…」
「誰のせいだ!誰のぉッゲホガホッゴホッ!」
くそ!授業はあんなに平和だったのに…!
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