バルムンクの森

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昼間なのにまるで夜のように薄暗く、静かな森。小国トルゴキア、その城壁の外に存在する森 そこに棲むもの身の丈3メートルを越え、頭には禍々しい角を生やし 紅き眼で獲物を探し 鋭い爪で八つ裂きにし 頑強な顋と牙で獲物を食む バルムンクの森は恐ろしや 立ち寄る者は皆、あの怪物に食べられる バルムンクの森は恐ろしや トルゴキア民謡(バルムンクの森の怪物)より抜粋
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