第01章 出逢い

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~食事後~ リューヤ「うーむ、このリオレウス、助けたはいいけど、このまま野生に返すのは危険そうだな……」  ギャウ! ギャウ! ミーシャ「しかも旦那様、スッゴク懐かれてますニャ;」 今の状況はというと、リューヤはリオレウスの頭を撫で、リオレウスはリューヤに頭を擦り付けている。 リューヤ「…俺が育てるか。」 ミーシャ「……旦那様なら言うと思ってたニャ。でも、大丈夫ですかニャ?」 リューヤ「大丈夫さ、ココは滅多に人が入って来る事は無いからな。ハンターなんかなおさらだ。」  グルルルルル…… リオレウスは撫でられて嬉しいらしく、喉を鳴らしている。 リューヤ「……名前、付けっか。」 ミーシャ「どんな名前にするニャ?ボクにはネーミングセンスなんて微塵も無いから、旦那様に任せるニャ。」 リューヤ「……………。」  …………ギャウ…… リューヤ「……白銀の太陽……白(ハク)でどうだ?」 ミーシャ「いいと思いますニャ!」  ギャウ! リューヤ「気に入ってくれたみたいだな。」 こうして、リューヤは白を森に隠して育てる事にした。 そして、特に大きな変化もなく、5年の歳月が経った。 この時から、世界が動き出す。 .
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