奉公

3/4
前へ
/34ページ
次へ
「そち肌が白くて綺麗だな。ちこう寄れ」。 「はい。上様」 上様はいきなり千を倒して、愛を交わした。 次の日から、千は上様の側室となった。 「まさか本当に側室になるなんて。」 一ヶ月後千は突然吐き気に襲われた。 おさじに診てもらうと懐妊していた。 今の上様に女子の子供はいるが男子の子供がいないため、千は男子を産む期待の星になっていた。 そして9ヶ月後、「オギャー。」 「おめでとうございます!元気な若君でございます!」 「えっ💦」 千は知らなかった。世継ぎ争いのことを。 次の日生まれた子供の名前は、長松と決まった。
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!

22人が本棚に入れています
本棚に追加