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タッタッタッタ...
ドスッドスッ...
「チッ...。」
後ろから聞こえてくる、さっきよりも近づいたのが明らかな重い足音に俺は小さく舌打ちをする。
俺はポケットに手をいれ、ある物を手に掴んだ。
そして、少し先にあった横にある細道に入った。
後ろから追いかけてきていた"アイツ"は、まだ俺が真っ直ぐ走っていると思っているのか、スピードを落とす事なく道を走ってきている。
そして、俺が隠れていた細道の前を通った。
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