飛鳥時代

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「今日も血ぬられた~悪魔の~~~~ぎしk」 「……るっっせぇーーッ!!」 勢いよく布団から起き上がる. 頭に激痛が走る. 何者かに頭突きをしてしまったみたいだ. 僕は悪くない. 僕に顔を近づけたやつが悪い. 「ギャインッ!!」 犬の鳴き声のような声を発し,ドサッと後ろへ倒れこむ青い物体.僕はゆっくりと上半身を起こし,片手で頭を押さえながら物体へ視線を移す. 苦痛に満ちた顔で頭と腰を押さえる物体…… いや,青いジャージを着た太子がいた.
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