飛鳥時代

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「おのれ…妹子,よくも私に頭突きを……」 「それはこちらのセリフですよ太子…!何不気味な歌を唄ってんだこの…石頭!!」 頭を擦り暫く考え,先程の出来事が夢だったことに気付きハァッとため息をついた. どうせなら太子がでてこない夢がよかった. 「なんだよー妹子の為に子守唄を唄ってやったのにー.」 プクッと頬を膨らませ 身体をくねくねさせる太子. 「え…あれ子守唄!?逆に眠れませんよあんな気持ち悪いの!!現に僕うなされましたけど!!」 世界中の人々がこの子守唄を聴いたら間違いなく批判がくるな.
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