【高校】…2

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調理場の小さな、といってもごく普通のテーブルに3人 母 『こういう時間も悪くないわね。あ、ねえひかるさん!楓くん大きくなったわね!カッコ良くなって♪』 最後の言葉はさくらを横目で見ながら言った ひかる 『そおかしら♪お嬢様と同じ学校ですの、学校で見たことあるかしら?』 さくら 『あ~、うん、席が後ろで。』 するとおば様2人が 『まぁ!』なんて両手を合わせて目をキラキラさせている な、なにを期待しているのだ すると抜群のタイミングで 楓が調理場へ入ってくる 母親の姿が視界に入るなり足を止め、軽く頭を下げる にんまりとする母親 楓 『母さん、買い出しの領収書取りに来た。』 ひかる 『あ、お父さんに頼まれたのね。まとめて後で私が持って行くわ。』 母 『楓くんもひと息ついたら??』 楓 『お言葉に甘えて。』 ひかるがコーヒーの用意をする。やかんに水を入れ沸騰するのを待つ。 母 『さてと、残りの仕事片づけないと!』 残り一口をぐびっと飲みほし 水で軽く洗う ひかる 『いやだ奥様、私がやりますって。』 それじゃああとはお願いね、と調理場を後にした。 ひかるもカップを洗い終えると 引き出しから領収書を取り出した ひかる 『お父さんの所に領収書届けてくるから、沸騰したらコーヒー作ってちょうだい♪』 領収書をピラピラさせながら廊下を歩いていく 残された2人 は め ら れ た !
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