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さくらがそばまで来ると
身長に合わせてカップを持つ手の位置を下げる
さくらがカップを持とうと手を伸ばす
楓
『そこ持つと熱いぞ。』
カップの上の方に指を移動させる
それでも心配なのか
楓はカップに指をかけたまま
2人で一つのカップを持った状態でさくらの口に傾ける。
さくら
『…べ。苦い。』
さくらからしたら、楓に飲ませてもらっている状態で、自分から言い出したものの恥ずかしさに負けて感想を言うなり自分のいた場所へ逃げてしまう。
さくら
『苦くないの??』
何事もなかった様に
再びコーヒーを飲み始める楓に
聞いてみる
楓
『苦いよ。』
さくら
『わざわざそんな苦い物飲まなくても良いのに。』
楓
『わざわざ飲みたくなるの。』
さくら
『変なの。』
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