【高校】…1

3/6

129人が本棚に入れています
本棚に追加
/196ページ
ひかる 『あらやだこんな時間!お嬢様、急ぎましょっ!』 学校までは歩いて10分程度。 一歩外に出れば普通の女の子で、執事のいる家のお嬢様には見えない。 良いのか悪いのか…笑 さくら 『あ、早希!おはよー!』 西田早希 さくらの親友。さくらより10センチ程背が高く、気の強い性格。ショートカットが良く似合うお姉さん的存在。 早希 『さくら、おはよー。クラス表見た??』 早希が指さす方向には人の群。 クラス表がある。 今日から新学期が始まるのだ。 さくら 『わ、全然見えないや。』 早希 『ね~。もう少し前で……うわうわ!なんかこっち来た!』 『さくらちゃ~ん!!また俺と同じクラスだね!』 さくら 『み、三浦くん、一緒なんだ!』 三浦政人 さくらの同級生で、いつのまにかさくらの追っかけ的存在に。早希の幼なじみで、早希とさくらが一緒にいるところを何度も見ていた事がきっかけ。現在陸上部に所属している。 早希 『はい三浦うるさ-い。』 三浦 『西田早希という邪魔者も同じクラスだけど、楽しい思い出たくさんつくろうね!さくらちゃん!!』 さくら 『あ、ははは。』 ――… 教室に入ると 黒板に座席表が貼ってあった 早希 『これ何順だ??…え~っとあたしはここか。』 さくら 『あたし後ろから2番目だ。』 えっと後ろの席の人は… 氷田楓と書いてある さくら 『こおりだ……??』
/196ページ

最初のコメントを投稿しよう!

129人が本棚に入れています
本棚に追加