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いつも1人で食事をする大きいテーブルに、今日は7人
ひかるが食事の準備を終えると、さくらの祖父が席につくように言った
祖父
『さ、準備ができたようだ。いやあ、若いころの薫くんにそっくりだ。』
すると楓は軽く会釈をした
祖父
『私はね、氷田家を信頼しているんだ。楓くんもぜひ来年から我が家の執事にと思っている。』
楓
『ありがとうございます。僕も、この花巻家で父親と同じ仕事ができることを光栄に思っています。』
祖父はその言葉を聞いて
私の目に狂いはなかった
という様な満足げな顔をしている
さくら
『…。』
ん~
良い子ぶっちゃって!
この意地悪男~!!
なんて思っていたら
眉間にしわが寄っていたらしく
楓がさくらの顔をみるなり
周りに気付かれない程度に笑った
さくら
『…!』
んもぉ~~~!
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