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ーしょーた目線に戻るー
今日はあすかの誕生日
高級スーツを見にまとった
あすかに会うんだから格好よくないと…
プレゼントは百本の薔薇にしたよ？
気に入ってくれるといいなぁ…
けれどこの百本の薔薇よりあすかのほうが
きっと素敵に違いない…
あの探偵によるとあすかは今ここに住んでいる
…アパートか…
僕と結婚したらこんなボロいアパートより
ずっと豪華な豪邸で
何不自由ない生活を約束してあげる
今あすかの家のドアの前にいる
そしてインターホンを押そうとしている
あすかに会えると思うと
さすがに緊張してしまう
ピンポーン…
｢はーい、今いきまーす｣
あすかの声が聞こえた
本当に今あすかはここにいる
ガチャ…
…僕は言葉を失った
最後に会ったのは中学生三年生のあすか
幼げがあって一重の瞳がとても可愛かった…
しかし、今は違う
今は目の前に大人のあすかがいる
メイクをしているあすかがいる
二重の瞳に僕は吸い込まれそうだった
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