#01 出会い

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そんなことを考えている間に玄関の前に到着した ――ガラガラ 嵐「…ただいまー」 恐る恐る扉を開け、中に声を掛ける すると………―――― ?「嵐っ!!帰ってくるのが遅いですよ!!」 バタバタと騒がしい音を立てながら玄関まで走ってきたのは 白に近い金髪に整った顔立ちをした男 そして彼にはピンッと立っている髪と同じ色の耳と、これまた髪と同じ色のしっぽが付いている 彼の名前は久遠<クオン> 俺の使い魔だ 嵐「悪いな、風紀の仕事に時間が掛かってさ…」 久「そうですか。 まぁ、今日はギリギリ間に合うので許してあげましょう」 久遠の言葉に俺はホッとする 久遠のやつ、見た目は美人なのに中身はドSなんだよなぁ… お仕置きとか言って、結構えげつないことするし… って、何で俺は使い魔の尻に敷かれてるんだ!? ハァ…契約する使い魔を間違えたかな… .
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