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そんなことを考えている間に玄関の前に到着した
――ガラガラ
嵐「…ただいまー」
恐る恐る扉を開け、中に声を掛ける
すると………――――
?「嵐っ!!帰ってくるのが遅いですよ!!」
バタバタと騒がしい音を立てながら玄関まで走ってきたのは
白に近い金髪に整った顔立ちをした男
そして彼にはピンッと立っている髪と同じ色の耳と、これまた髪と同じ色のしっぽが付いている
彼の名前は久遠<クオン>
俺の使い魔だ
嵐「悪いな、風紀の仕事に時間が掛かってさ…」
久「そうですか。
まぁ、今日はギリギリ間に合うので許してあげましょう」
久遠の言葉に俺はホッとする
久遠のやつ、見た目は美人なのに中身はドSなんだよなぁ…
お仕置きとか言って、結構えげつないことするし…
って、何で俺は使い魔の尻に敷かれてるんだ!?
ハァ…契約する使い魔を間違えたかな…
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