全ての始まり

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あれは今から6年前の春… 私がちょうど5年生に なった頃の事。 新しいクラスに 馴染めずにいた私。 仲の良い友達と クラスが別れてしまい 朝一人で教室にむかっていた。 『おはよう』 と一人の女の子が 私に声を掛けてきた。 『あ...おはよう』 私は挨拶をかえした。 声を掛けてきた子は 同じクラスの ハンデのある子だった。 初めて話したわけでは なかったが同じクラスに なった事はなかった。 私に向けられたその子の笑顔は 向日葵のように輝いていた。
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