ぢゅごん、誕生

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確かに私は見た目がみんなと違う。 違う学校の子、中高生すら私を指差して嘲笑う。 でも決して人にバカにされる様な生き方なんてしてないんだ。 そんなとき 信木は言った。 「お前の巨漢なら、あんな女子全員目じゃないだろ?」 「…え?」 「お前さ~、グジグジ泣いてるからいじめやすいんだよ。もしなんかされたら、キレてみろよ。」 信木がこんな事言った意図は今思い出してもわからない。 私のためじゃなくて、単に面白がってるだけかもしんない。 …でも …… でも…私だって! 信木には感謝してる。あの時あの言葉がなければ 私の人生が変わってたと思う。
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