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「バラムガーデン教官、
キスティス・トゥリープ 到着しました。」
カドワキ「キスティス、こっちだよ。」
キスティス「カドワキ先生…。ホントにいつもいつもすみませんッ」
カドワキ「あんたも問題児二人の担当なんて大変だねえ…」
問題児で悪かったな…
カーテンの奥で二人の姿は見えないが、キスティスが深く頭を下げていることは見なくてもわかる。
しばらくすると、キスティスは話を終えて個室に入って来た。
キスティス「………」
スコール「…………」
何も言わないのか…?
それならありがたい。
キスティス「…ほんっとにあなたたちって問題児よね……ッ!
あなたたちのおかげで
今まで何回頭を下げて来たかしら。 覚えてる?」
スコール「………40」
キスティス「 さっきので41回目よ。」
言いたいことを全て出し切ったからか、ふぅー と息を吐き、眼鏡を指で押し上げる。
おそらくサイファーとはもう会ったんだろう。
やけに機嫌が悪い…。もうグダグダ聞いてばかりの『お説教』はたくさんだ。
俺は立ち上がり、足速に保健室を後にした。
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