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僕が母を桜の木まで連れていったときにはそのおじさんはいなくなっていた 「あれ?さっきまでおじさんいたのに…。おじさーん!?おじさーん!?」  周りを見渡してもおじさんはいなかった 「あんたねぇ…お母さん、今から夕飯の支度で忙しいんだから、遊ぶなら妹と遊んでなさい」 と母は呆れた顔で僕に言った
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