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既に自社へカレーを届け終わったはずの宅配にーちゃんの、再度の訪問を不思議がってる様子。
「トイレ貸して下さい」
惜しげもなくバイト中にトイレを借りる私の顔を見て、お腹が緊急事態だと感じ取ったのか丁寧に場所を教えてくれました。
とりあえず個室へ入り私はトイレットペーパーを巻き取る。
そうティッシュが足りなくなったのだよ。
こぼしたカレーの悲惨さは、ティッシュでは、応急処置のしようがなかったのだ。
必死に巻き取ったペーパーでカレーを拭く宅配にーちゃん。
そのとき事件が起こった。
本家が訪れたのだ。
(ぐぅおー!これは本物が出るー!!)
ただでさえカレーをトイレに持って行く非常識さに加え、膝にカレーを安置しながら、新たな固形カレーを作りだそうとする宅配にーちゃん。
しかし排出欲を抑えることはできず、ズボンを下ろし早々と固形カレー(水っぽくはなかった)を生み出し、巻き取ったペーパーでオスィリを拭いていたが、
(んっ? これは…)
便器周辺には茶色いペーパーたちが…
状況に焦っていたのか、便器の中にペーパーを入れずに辺りに落としまくっていたようだ。
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