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そして最悪なことに、気付いた瞬間はオスィリを拭き終わったときであった…
(や、ヤバいっ! これは本家も混ざっている可能性がっ!)
パニックに陥る宅配にーちゃん。
本家の可能性も拭えない哀れなペーパーたち…
だが、冷静さを取り戻すことができた。
なぜなら、オスィリを拭いたペーパーは、無意識に便器に放り込むはずだという予測を踏まえたからだ。
カレーを拭いたときは特殊な条件下だったのだ! だからこの茶ペーパーはカレーに違いない! と、もはや何の根拠もない思いこみを信じ、茶ペーパー回収を始める。
すべての回収が終わり、手を入念に洗い流し、会社のビルを出ていざ二軒目のマンションへと急ぐカレーにーちゃん。
(バレなければ… バレなければ…)
いけないことをしてしているという背徳感と、自らの排泄感のなした所行に罪悪感を感じながら目的のマンションへ。
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