第1話

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お届け時間は遅すぎたが、受取人であるマンションの住人はやさしく微笑みながら、お金を払ってくれた。 そのカレーがどんな過去を持つか知らずに… そのときの私の気持ちを表すなら、 カレー味のうんこが好きですか? それとも、うんこ味のカレーが好きですか? あのときの住人のおじさん本当にごめん。 ただひとつだけ言わせて欲しい。 日本中でこんなことはしたことがある奴は私だけで、そのうんこ、違ったカレーを食べたのもおじさんだけであると… 過去にも未来にもこんなことは金輪際起こらないはず。 しかし、その罰は約半年後に訪れることになる… その話はまたの機会に。
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