魔女と少年

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「本当!?」 少年は笑顔で、顔を上げました。 ―フェッヘッヘ…まだじゃ…まだじゃ…― 「実は…」 ―まだじゃ…フェッヘッ…― 「僕、鳥になりたいんだ!!」 「ッヘ!?何だって!!??」 少年は両手を広げて言いました。 「やっぱり空を自由に飛べるって素敵だと思うんだ。遠くの世界にも言ってみたいし!!あっ、でもちゃんと魔女さんのお家に帰ってくるから。まぁ、料理はできないんだけどさ。」 魔女は慌てました。
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