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「っうう…っ」
俺の胸に顔を埋めて泣く君がたまらなくいとおしい
「…俺は涼介を愛してるよ」
「…っ」
「だからね、離れたくない」
「でもっ！、…俺、頼りない…
でしょ？ 慧の手伝いとか
…できないし、慧は俺を頼って
くれないし」
かっといきなり顔を上げて真っ赤になりながら叫ぶ
…そんな君を見てまた、いとおしいと思った
「本当、馬鹿だね…」
「…え？」
「…俺は涼介と居るときは勉強
したくないの、わかる？
涼介といるときは、ひたすら
癒されてたいし。」
「……え？」
固まった表情を浮かべる涼介
「でも、
ちゃんと伝えられなかった
俺が、一番馬鹿だね。
寂しい思いさせて、一人で
悩ませて、ごめんな…」
あたまをわしゃわしゃ撫でれば
むしろ涼介の涙は溢れ返して
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