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人魚姫の絵本を胸に抱えて涼介と一緒に居たホテルを後にして ひとりぼっちで、綺麗な海を眺めた 「…寒いな」 月明かりに照らされた水面はキラキラ光ってて すごい幻想的 「涼介のばーか…」 もう 気付いて居たでしょう? 自分の僕に対する感情の違いを 優しい君は、僕を裏切れなかった 本当に愛しい人に自分が思われてることを知ってもなお 僕から離れず、側に居てくれた
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