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ドキドキ、ドキドキ 「ね、涼介」 手をそっと握って ドキドキ、ドキドキ 「‥ゆうり?」 自分の胸に当てた ドキドキ、ドキドキ 「‥こんなに、大好きだよ」 なんて、ちょっと臭いけど 「‥ばか、」 嬉しそうにクスリと笑った君が 「‥だって、僕からベタベタしたら、涼介離れちゃうんだもん」 本音、口に出してみる 「‥あり得ないからね」 君がそっと僕の手を握って 「りょうすけ?」 自分の胸に当てる 「だってさ」 ドキドキ、ドキドキ 高鳴ってる君の鼓動 「こんなに、好きだから」 そのまま手を引かれて唇を奪われた 「‥っ//ばか」 「知ってるよ」 高鳴る鼓動がシンクロしてるみたいで (また少し、鼓動が高鳴った) end
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