52

3/5
前へ
/472ページ
次へ
「すごいねー、涼介」 俺の腕の中で座る君が幸せそうに笑う つられるように俺も笑って 「そうだね」 と返答した 「…でも、花火って儚いから  僕は嫌い。」 目を背けるように体制を変えて両腕を俺の首に回して抱きつく 支えるように俺も侑李をぎゅっと抱き締めた
/472ページ

最初のコメントを投稿しよう!

517人が本棚に入れています
本棚に追加