10

4/5
前へ
/472ページ
次へ
グイッ 「え?」 あれ?僕なんかのドラマみたいにかっこよく走り去ったハズなんだけどな、あれ? 「…知念?」 畜生、そういえばこいつ短距離早いんだっけ?僕が追い付かれるなんて… チュッ 「へ?」 「百面相してないで話聞けよ」 …ドSスイッチ入った感じかな? 山田さん、顔怖いいいいいいい 「いや、…ごめんなさ…っ」 ギュッ いきなり抱きしめられる僕← あれ?涼介? 「急に泣くなよ、びっくりした」 あ、思い出した、こいつ苺に夢中だったんだっけ? 「……だって、涼介が苺ばっかだったから…  寂しかったんだもん、僕だって  久しぶりに二人きりになれたのに!」 頬っぺたこれでもかってくらい膨らませてやりましたよ 「…っぷ(笑)」 笑 わ れ た
/472ページ

最初のコメントを投稿しよう!

517人が本棚に入れています
本棚に追加