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あれは、事故だけどね いつもみたいにキスするみたいに顔を近付けたら 君が振りかえって触れてしまっただけ 僕は恥ずかしくって仕方なかったけど 君はそんな僕を見て 「そのうちふれちゃうと思ってた」 なーんて、またクスッと笑った ちょっと特別で でもちょっと苦い僕の恋 「…りょーすけ大好き」 「知ってるよ、改まるなって」 「今日泊まっていい?」 「いつでもどうぞ」 君の膝の上で交わす会話にドキドキなんてしない 付き合いたいとか、そんなんでもなくて ちょっと不思議な僕の恋 でも、この雰囲気が好きだったりする 「かわいいなー」 「知ってますー」 「はいはい(笑)」 頭を撫でてくれる君の掌が少しだけ大きく見えた (あ、知念専用の引き出しに俺のお下がりまた増えたよ) (りょーすけのブカブカだからパジャマにぴったりなんだよね) (お前な(笑)ま、今日はそんまま俺ん家でいいよね?) (うん、ありがとう) end 山田さんタンスには知念専用の引き出しがあります(笑) 知念がいつ泊まっても良いようにいろいろ入ってます(笑) あたしの中のほんとのやまちねはこんなイメージ
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