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「悪い。言い方が良くなかったな。詩音はそんな顔しなくていいんだ」
俺はどんな顔をしていたんだろう?あまり、見れたものでは無いと思うけど。
淳也は椅子から立ち上がり俺を抱きしめた。
「俺は誰かを傷つける守り方しか出来ねぇ。今回は葉山の家族だな。なんの関係もねえのにあいつらのしたことで家族はとばっちりを食らう。あんま誉められた守り方じゃねぇだろ?」
「だけど、それは淳也のせいじゃないだろう」
「俺のせいだよ。
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