1章 革変

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余杉高校に通う成宮新。 「明日は何の日かわかるか?」 真田智樹が言う。 「明日はお前の弟の誕生日だろ。」 「よく覚えていてくれた!友よ!そんで、プレゼント何にしよっかな~って考えてるんだけど、一緒に考えてくれよ!」 「ん~...、お前の笑顔をあげれば?」 「おい!俺が笑ったら、頭痛と嘔吐が止まんねぇよ!」 笑いながら、家に帰っていった。 「ただいま、、、っていっても誰もいないか」 父、母は仕事で、弟は友達の家で遊んでる。 最近いきなり急死する事件などが多くあるのだ。原因はわかってない。このことを、世間はシーアウトと呼んでいる。 「最近は物騒だな~。」 夜になって、父、母、弟が一気に帰ってくる。 父はいきなり俺を怒鳴りはじめた。 「新!お前勉強も運動も中途半端で、それでいいのか!?お前がいいならそれでいい!だが、なにか一つでも、夢中になれることを見つけるんだ!人を助けたりとか、なにか見つけろ!」 「は?帰ってきて早々なに言ってんの?自分の人生は自分で決める」 俺は黙って部屋に戻った。 「なんだよあのじじぃ。」 そこで、弟の久光が俺な部屋に入ってきた。ケガをしていた。 「そのケガどうした?」 「兄ちゃんの友達に殴られた。」 「誰だ!?」 「智樹さん。兄ちゃんからもらったペンダント盗まれた。」 「智樹が!?」 「うん。取り返そうとしたら、こうなった、、、。」 「くそ・・・。智樹のやつ!」
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