12217人が本棚に入れています
本棚に追加
/252ページ
仁さんは私の額に手を当てて、やっと納得してくれたようだった。
「熱下がって良かったな。」
「色々ありがとう。明日から仕事行けそうだし、ご飯食べたら帰るね。」
「……ああ」
ん?仁さん?
歯切れの悪い返事をした後、何か考え混んでいるようだ。
「いや、やっぱりダメだ。
優凪…
いっそのことここに住めよ。今使ってた部屋やるから、引っ越してこい。」
「えぇっ?無理だよ!」
急にどうしたの?
「この間俺の言うことは聞くって約束したよな?いいから来い。」
最初のコメントを投稿しよう!