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優凪が元気になって良かった…
と、安心したのもつかの間。
もう家に帰ると言う優凪の言葉に俺は固まってしまった。
元気になったんだ、当たり前だ…
分かってたはずだった。
俺が強引に連れてきただけだ…
この数日、優凪の事をずっと心配していた…目の届く所にいて、世話を焼くことが出来る立場であってもそうだった。
優凪が帰ってしまって、姿が見えなくなってしまったら心配で仕方ないだろう…大丈夫だと思っていても…
優凪の事を気にかけることが染み付いてしまっているんだ…
このまま手の届く所に居て欲しい!
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