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晴れて恋人同士となって数週間。
あの日から、私は仁さんの家に住むようになった。
もともとプライベートな時間には一緒にいる事は多かったけど、恋人になって変わったこと…
「優凪、そんな端に寝てないでもっとこっちに来いよ。」
「…うん。」
そう、一緒の布団に寝るようになったこと。
…そして甘い時間。
そっと抱き締められ…優しいキス。
まさか恋人になれるなんて思ってもいなかったから、今すごく幸せ!
な、はずなんだけど…
相手は経験豊富な仁さんだから、覚悟してたんだ…
なのに一緒に暮らして、数週間たつのに、軽いキスだけなんてあり得ないよね?
私じゃそんな気に慣れないのかな…
少しだけ不安だよ…
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