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今日は週始めの月曜日。
だけど、ちゃんと歓迎会をして頂けるらしい。
嬉しいような、そうでないような…
一番若手の営業の林くんが手配したお店に営業部の面々が次々と集まった。
挨拶からはじまり、当たり前のようにお酌をして回る私。これは義務よね?
「優凪ちゃん、かわいいよね~彼氏いるの?」
「ここ座ってよ~」
「いや、マジ俺立候補しちゃおっかなぁ。」
(いやいや、彼氏いないなんて言ってないし!
…っていないけどさ。)
本人に自覚はないが、優凪はモテる。
綺麗というよりは可愛いタイプの美人だ。
ぱっちりとした黒目がちの目に、ふわっと柔らかそうな唇のアヒル口。
真っ白な肌に背中まであるふわふわな色素の薄い髪。
それでいて、話しかけやすい雰囲気を纏っていて、明るくて気遣いが出来る。
モテないはずがない。
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