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「…優凪?」
声をかけてみるがやはり無反応。
(仕方ない、もうちょっとゲームでもしてるか…)
ゲームを始めるも、今日一日忙しかったせいかすぐに眠気に教われ……
(……少しだけ)
――そして今に至る。
泊まるつもりは本当になかったんだが…
焦って言い訳すると、優凪は気にするなと言う。
年頃の女の家に泊まって気にしない方が難しいよ…
…って俺、今までだっていろんな女の家に泊まってるのにな。
今までの自分の行いと今の自分の思考との差に、心の中で苦笑した。
でもやっぱり…優凪をその女達と同じ様に扱うことはできない。
―――特別なんだ。
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