仁side③

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やっとの思いで仕事を片付け、かなり遅れていつもの店に急いだ。 店に入ってすぐに目に入る… 親しげに話す優凪と葛西の姿。 何でもないその光景に、変な胸騒ぎを覚えた。 声をかけてくる店員を無視してそのままテーブルに近づいて声をかける。 自分の胸のざわめきを誤魔化したくて、妙なテンションで酒を煽った。
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