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なぜだろう、口が開かない。
言いたいことが言えない。
闇を恐れているのか?
光がそんなに恋しいのか?
すると少年の刀はボロボロに崩れ去った
少年は焦りを感じ、息を呑む。
「光と闇は表裏一体だ。光を消せば闇は消え、闇を消せば光が消える」
闇は攻撃の勢いを止めない。
さっきほどの大技は繰り出さないものの、剣を使いこなし、少年を追い詰める。
武器のない少年はかわすのがやっとである。
「光に着けば闇を感じなくなり、闇に着けば光を拒むようになる。お前はどちらを取るつもりなのだ?」
等々体力が続かなくなり、少年は転んで、闇に刃を突き付けられた。
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