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それからいろいろ散策した。
服みたり、家具みたり。
なんか懐かしく感じる。
あの時はただ、付き添いって感じだったけど。
ぶらぶらと街中を歩くだけなのにこんなに幸せな気分なのは、きっと課長が隣にいるからかもね。
「小泉さん、見て」
指差す先には豪華な池。
鯉がぱくぱくと口を開けて悠々と泳いでる。
たまたま歩きながら結構広い公園に来ていた。
「鯉の餌自販機ありますよ?」
「いいなあ!でも300円…結構高い」
「記念に買いますか?」
こう隣に座ってられるのも、時間がない。
私はウンと頷いた。
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